卒園アルバムの表紙絵の描き方6終章|「ともだち」制作工程まとめ|心を込めて

目次
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前回の投稿でアルバムテーマの「ともだち」について
制作にあたっての僕の気持ちを書いたんですけど

正直言って、とても悩みながら作業を進めました

ここでいう卒園アルバムとは、幼稚園や保育園の卒業時に作るアルバムのことです
しかもその表紙画、表紙絵に特化した内容です

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卒園アルバム完成.jpg

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卒園アルバムの表紙を描くにあたって

なぜならば、今回が2回目になるので

前回の制作で自分の気持ちを

思いっきり出し尽くしてしまったため

二年目の制作がどこまでできるかとても心配でした

というか、自信がなかったのです

「もし、去年の仕上がりよりも劣ったものになってしまったら、、、」

という気持ちが常に頭をよぎりました

ちなみに、今日の投稿は2016(2015年度)卒園アルバムの最終回です

卒園アルバム関連の今までの記事を読めるように貼っておきますね

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2014年度の作品

卒園アルバムの表紙画を描く2014年度作品

2015年度のアルバム記事1回目

卒園アルバム2016制作1村上隆の五百羅漢図ヒント新作スタート

2015年度のアルバム記事2回目

卒園アルバム2016を作る2パーツに色付け開始Photoshopを使う

2015年度のアルバム記事3回目

卒園アルバム2016を作る3モチーフから全体構成立案

2015年度のアルバム記事4回目

卒園アルバムのテーマ「ともだち」を語ってみた

今回につづく

構想からスタートまでの考える時間

正直言って、今回も作業を始めるまでに時間がかかった

前回もそうだったのだが一ヶ月から二ヶ月は構想期間が欲しい

制作の依頼をもらったのが昨年の12月

前回は11月の末には仕上げていたので

今回の話そのものが出遅れていたのもあるが

2月末の納期だということで安心していた

やはり今回も2か月間は手が付けられなかった

その間僕は空想する、頭の中で色々と

本当は何でもいいから手を動かしながら

進めていけばそれなりに作業は進んでいくものなのだ

しかし、今回も前回同様作業を始めるまでに時間が必要だった

自分が何を描きたいか、何をメッセージにしたいかが決まるまでは、、、

決して手を付けられない

テーマとの格闘と自分のオリジナルと自分との格闘

去年と同じテーマでやることのむずかしさを実感している

冒頭で語ったように自分自身が前回の作品と比べてしまっているので

人から見たらたいしたことではなくても

自分で自分を比べてしまうのですね去年と今との自分を

こういう時は

しかもテーマが同じで去年出し切って、、、、

で、出し切ってしまってさあどうしよう、、、、

救いのインスピレーション

2月に入り焦った状態でいましたところ

ふとアイデアが舞い込んできたのは

2月7日の夜でした

夕食を食べながらいつものようにテレビを見ていて

日曜美術館で村上隆をやっていて

そういえば「五百羅漢図いつまでだっけ、、、、

今森美術館」でやっている展示会を

ふと思い、絶対に行くつもりでいて危うく忘れるところだった

なんて思っていると3月6日までで

まだやってると思い、ホッとしながら番組を見ていたのですね

前にも書きまくったがとにかくド迫力な作品で

ドバイでやってた2012年から絶対に観たいと思っていたので

さすが日曜美術館(正確には新がつきますね)

なんて思いながら番組みにかじりついていると

ふと頭によぎりました

これだ!!!!!!!

 これをやろう

これをやろうとふとインスピレーションが浮かんだのです

と同時に吹っ切れてなにも去年と比べることはない

去年の全力で作ったものも俺のオリジナルじゃないか

最高に気に入ってる自分のオリジナルなのだと

だからその延長で物語を作ればいいのだ

子供は卒園して変わっても

描き手の僕は同じ人間

だから、物語の続きを進めるつもりでやればいい

しかも同じテーマであることがプレッシャーでなく

逆に、メリットじゃないかと思ったのだ

僕の子供たちへの思いや考え方も同じ

しかもテーマも同じだからそのまま進もう

そう思ったとたんこれから何回でも描けると思った

危うく裏切るところだった

子供をではない

子どもどころか

原点の自分をだ

自分を裏切るようでは、「子どもを裏切らない」

なんて、カッコつけられないよな

この瞬間自分を信じて描ける気がした

(余談だが、犯罪者は被害者を裏切っている前に

自分を裏切ってるんだよな~~~)

描く気持ちは心と魂の持ち方次第

なぜ、村上隆の五百羅漢図を観ていて

そういうふうに発想転換ができたのか

それはやはり僕はあの絵が好きなのだ

一枚二枚ではなくあの膨大な迫力の絵のパワーに目覚めたのだ

自分の気持ちの中に心と魂が戻ってきたような

発想転換

絵は小手先のテクニックではなくメッセージなのだ

メッセージのない音楽やアートはなんかつまらない

綺麗なだけの

可愛いだけの

カッコつけだけの

メッセージがないモノはなんかつまらない

だから、去年と、前回と同様

メッセージがあればいい

それだけあれば自由に描ける

かけがえのないモノが描ける

それは、たとえ人が観てどう思おうが何を言おうがかまわない

人が何かを思うようなメッセージがあれば、、、、

誉めてもらわなくても、、、、

オリジナルのメッセージがあればそれでいい

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メッセージを発信することの大切さ

人は、誰かにわかってもらうために生きているのでしょうか

いや、人が生きる目的は自分のメッセージを人に伝えるため

そして僕は、子供たちにメッセージを伝えるのではなく

子供たちが、メッセージを人に伝えることができる人になってほしくて

この絵を描きました

いつか正義の味方になる子供たちの為に

ここにヴィジュアルメッセージを送ります

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ともだち全画面↓

★★45cmx31.5cm全面構図.センターライン、ロゴなし.jpg
 
ともだち表面表紙↓
 
★★完成表ロゴなし.jpg
 
ともだち裏面表紙↓
 
★完成裏.jpg
 

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卒園アルバムのテーマ「ともだち」を語ってみた

で書いたように

ここに書かれているモチーフはみなそれぞれ

保育園で子供たちが

見てきたもの

演じたもの

感じたもの

そしてハートと星は子供たちです

僕は星とハートが大好きです

大人になると星とかハートなどに対して何も感じなくなってしまいます

僕も少し前まで、何も感じなかったのですが

そんな星やハートがどれだけ素敵なシンボルマークであり

素敵なメッセージであるということを教えてもらいました

子供たちからです

だから星とハートは子供たちであり

大好きなメッセージなのです

ですから、前回と同様

彼らを採用しました

これは僕のオリジナルだからです

キャハッ!!!!!!!!

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アートの作品と学びと哲学について一言
突飛工房デコドルフィンではアートの学びと哲学を投稿しております、一言でアートといいましてもいろいろなとらえ方がありますが、ピカソのように作品はモノをではなく物語を売る、シルバーナ・スペラーティのように技術の前に考え方を学ぶそんなサイトにしてゆきたいと思います

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