シルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン2イメージ素描

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デコドルフィンの作品が買える店
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シルバーナスペラーティ

NHKドキュメンタリー – 奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたちのアート編、シルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスンの授業内容を数回に分けて投稿しています、今回はシルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン2ということで、今日はスピード感ある素描をレッスンしてみます、あくまでも僕のやり方をアート技法としておこなっていきますがシルバーナ・スペラーティさんのレッスンはとても共感しましたので同じ考えの内容になっております

前回の1回目の投稿は↓これです

自然体で描ければいっぱしだよ~ン

うまく書こうと思ったとたんに全くつまらない絵になってしまう

うまく書こうと思ったとたんに全くつまらない絵になってしまう

シルバーナ・スペラーティというイタリアの女性がアートのレッスンをNHKの番組でおこなっていた、来日したシルバーナさんが、「奇跡のレッスン|世…

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自然の中で自由に妄想して無心に描く

シルバーナ・スペラーティは子供たちを多摩川の河川敷に連れて行き自由な発想で自由にモチーフを描くレッスンをした

多摩川河川敷

こんなロケーションでした

動画もアップしたのでぜひどうぞ!!

シルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン2自然をモチーフに素描

素描をしてみましょう

動画で詳しく説明していますがものの10秒~15秒程度でこんな絵を描いてみましょうね

これはデッサンの練習ではありません、あくまでも素描です

素描とは本来生きものや動きがあるものを一瞬のうちに書き上げるものですが

想像したものや動きのないモノで練習したほうが簡単なのでチャレンジしてみましょうね

1

↑は花のつもり、葉っぱがついていますが上は花ですよ!!!

こんな感じで自由に描ければいいのです

これはじょうずではありませんがうまい絵です

スピードを付けて一気に描き上げること

そうしないと線が死んでいる元気のない絵になってしまいます

下の絵↓は風が吹いて来たところを創造して描いています、、、

これもスピードがないとこんな動きのある絵にはなりません

最初の素描の応用ですが

実際には風が吹いていなくても

風が吹いていることをイメージして描く練習です

決してうまく書こうなんて思わないでスピード感のある描き方をしてください

2

この動画は同じモチーフを繰り返し描く練習動画です

上の絵のように最初はなかなか描けません

なんども繰り返し描く練習をするとスピードが出てきます

一つのモチーフを何度も描くと自分の形になってくる

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今度はストーリーを広げます

これも素描です10秒~15秒で素早く描いてみます

新規ドキュメント 24_1

超下手な絵ですが味がありますね、線が死んでなければそれでいいのです

新規ドキュメント 25_1

これは上の花、ひまわり、チューリップ、桜(のつもり)です

一つ一つの形は気にせずにスピード感で円を描いていくつもの丸を描いちゃいます

線が活きていればいいのです

上のひまわり、チューリップ、桜が集合しているお花畑のつもりで描いています

これも繰り返し簡単な形を描き続けて構成しているイメージですね

今回は素描の練習です

上手に描こうと思った瞬間につまらない絵になってしまう

という言葉を忘れずに描いてくださいね

前回の投稿を忘れないようにしてください

この写真はシルバーナ・スペラーティさんがテレビで冒頭に行ったレッスンの時のもので

いろいろなタッチでいろいろな速さでいろいろな力で自由に描きなさいといって進めた結果の線描きの絵です、参考までに

イタリアからやってきたシルバーナ・スペラーティさん(57)

今回のまとめ

絵に限らず、何かを創作しようとした時には

大人になればなるほど勢いがなくなり

ついつい上手に書こうとしてしまうモノです

子供の場合はきっかけを教えてあげることが大切なので

最初は描いてあげることも必要です

何もわからない状態から絵を描く道具を持たせても

ただただ紙を汚すだけになってしまいます

それでもいいのですが

下描きをしてあげるだけで

本能的に塗り絵を始めることができるようになったり

物の形を意識して自分でも自ら筆を走らせることができるようになるものです

創作は教えるモノではありませんが

ヒントを与えることはとても大切なこと

さらに僕が言いたいことは

大人になると反対にカッコつけたくなってしまい

上手に描こうという考え方が思考を支配してしまいます

上手というイメージが強くなればなるほど

描いた絵そのものに勢いがなくなり

つまらない絵になってしまうモノです

ですので上手という言葉を頭から振り払って

うまい絵だなって自分で思える絵をかけるように心がけてほしいのです

子どもの絵は100人いたら100人ともうまい絵を描けます

おとなは100人いたら数人しかうまい絵をかけません

うまい絵はテクニックでは表現ができないモノだからです

うまいとかいて

上手いと描く場合もありますが

僕が言っているのはじょうずという意味ではなく

うま味のある絵のことです

言い方を変えれば上手に個性を出している絵のことであり

決して誰にも似ていない

そんな絵のことです

素描とはそんな素直な自分を引き出すための練習です

僕はテクニックより100倍も大切なことだと思います

自分の個性を育てる(引き出す)ことですので、、

シルバーナ・スペラーティもそんなことを言いたいのです

動画を見るともっとわかりやすいですので是非見てください

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前回はうまく描こうなんて思うなよ、、、、

うまく描こうと思ったとたんにつまらない絵になってしまうシルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン1

うまく描こうと思ったとたんにつまらない絵になってしまうシルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン1

シルバーナ・スペラーティというイタリアの女性がアートのレッスンをNHKの番組でおこなっていた、来日したシルバーナさんが、「奇跡のレッスン|世…

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次回はフロッタ―ジュです

シルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン3魔法の手法フロッタ―ジュ

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うまく描こうなんて思っちゃつまらない絵になってしまう、ということから入り最終的には自分しか書けない絵を描こうという目的のためにこの記事を書い…

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突飛工房デコドルフィンではアートの学びと哲学を投稿しております、一言でアートといいましてもいろいろなとらえ方がありますが、ピカソのように作品はモノをではなく物語を売る、シルバーナ・スペラーティのように技術の前に考え方を学ぶそんなサイトにしてゆきたいと思います

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