うまく描こうと思ったとたんにつまらない絵になってしまうシルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン1

目次
デコドルフィンの作品が買える店
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突飛技法基礎編1

シルバーナ・スペラーティというイタリアの女性がアートのレッスンをNHKの番組でおこなっていました、NHKドキュメンタリー – 奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたちのアート編です、イタリアから来日したシルバーナさん(57歳)が日本の子供たちに絵の描き方を指導するという内容です、この中になかなかいいことが表現されていたのでこの際よりわかりやすく僕なりのやり方で投稿してみることにしました、少し長くなるかもしれないので内容を何回かに分けて投稿する予定です

それではまずは僕のもっとうから

「絵を描くときに、うまく描こうと思ったとたんに全くつまらない絵になってしまう」ということからスタートしますね

注意)この記事内容はシルバーナ・スペラーティの番組を見て僕と考え方が似ている人だなーと思い、もっと具体的にわかりやすく表現したくなり記事にしました

シルバーナ・スペラーティさんの教え方とは直接関係ないのであしからず、、、

あくまで僕のオリジナルのレッスンですので、、、、、、、、

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実際に描く前のマインドからやりましょうね、大切なのは描き方ではなく考え方ですから

絵がうまく描きたいなら上手に描こうなんてけっしておもわないこと

絶対にやってはいけないことは初めからうまく描こうなんて思わないこと、そういうふうに思ったとたんにつまらない絵にすでになっているからだ

北斗の拳のケンシロウのセリフ「 お前はもう死んでいる」とおんなじことですからね

絶対にダメなことだからやめてくださいね「この絵はもう死んでいる」になっちゃうからね

自然なタッチでうまく書こうなんて思わない

上の画像を見てほしいんですけど、この中のブルーの矢印は点と線を自由に子供たちに描かせたものNHKの番組で子供たちが描いたいたものからお借りしました、番組のロケーションがわかりやすいようになんだけど、この考え方がすごく良かったので僕の考え方とまったくおんなじなので、、、、

要するに絵なんか描いちゃダメってこと、まずは無心で点とか線を自由に描くことが大切であって、自由な気持ちで書いたものが一番自然なタッチが出ている絵になるということなんですね

  • 押す、たたく、こする、引きずる、弾く、回す、などなど
  • 強く、やさしく、早く、ゆっくりと、丁寧に、乱暴に、などなど
  • 筆で、鉛筆で、マジックで、ボールペンで、爪で、指先で、手のひらで、などなど
  • 黒で、白で、赤で、青で、黄色で、混色で、などなど

このようにして、一つの点や線を描くのにいろいろなタッチや色を描くことができるのです

そんなの当たり前だ!!バカじゃないの、、、なんて言わないでくれよねッて

実際に描いてみるとわかるのだが

意外にできてないのですから、、、だからつまらない絵になってしまうんですよ

うまく描こうと思ったとたんにこのような自由な点や線が描けなくなるのですからね

この記事の動画です

シルバーナ・スぺラーティ奇跡のレッスン|アートの技法と心構え

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マインド考え方の鍛え方鍛えちゃダメだけどね、力が入っちゃうから

ということでまずは力を抜いて考え過ぎないで好きな道具を使い好きに始めたいのですが、始める前にこの画像を見てくださいな、、、、、、、、

自分以外の可能性が自分の可能性を広げる

考えることから始めたいのですが、またまた矛盾なことを言うようですが、考え過ぎずに考えてくださいね

創造力を磨くために想像力を磨くことが大切です

想像することによって活きた作品を創造することができるのです

活きた作品とはイキイキした作品ということです

上手なだけの作品は自分を満足させられません

人をも感動させることができません

イキイキした作品こそが、人の心をつかむことができます

そのためにはまず

良くモノを見て

想像して

発見するのです

何かをです

何でもいいのです

そこまでおこなったら描きましょう

描いたら少し時間を置き、客観的に自分が描いたものを観てくださいね

するとなんだかまだまだだと思うはずです

完璧だ、俺の絵は、完璧だ私の絵は、

と思ったら少し周りを見回しましょう

きっと周りにはもっと面白いものが色々あるはず

それらのものから、自分が気にいったものをピックアップして真似っこしてしまい

自分の絵に使ってみましょう

人まねなんかずるっこだから絶対にやらない、、、、

なんて言っている人はそこでおしまいになってしまいますよせっかくの才能が開花せずに終わってしまいますのでまずは聞いてくださいね

人の物を見て、もしそれが気にいったものであればそれは自分が持っていない自分にとってとても大切なものなのです

そしてそれを真似することは

自分の可能性を広げることなのです

自分の可能性を広げることは、何よりも大切なことですから、人まねはどんどんやりましょう

やればやるほど自分磨きになりますよ

パリのルーブル美術館などで良く見かけるシーンがあります

傑作の模写ですね、これは自分にないモノを自分の潜在している才能を引き出すために、画家の卵が良くやる行為であって、いわゆる習作というものです

デッサンなどもそうですね

そして今回の点と線は

デッサンを描く前の段階の最初のレッスンで、点と線を描いてみる行為になります

もっと正確にもっとカッコ良くなんてことは考えずに

もっと自然にもっと自由に描き始めることが、自分だけが持ち合わせている自分だけの才能を開花させることになるのですから、、、、、、

今日はこの辺でまとめますね

まとめ

子供のころからなじんだ道具で

いろいろなタッチで点や線を描いてみる

いろいろなタッチとは

うまく描こうなんて思わずに

自然な自分の感情で描いてみること

人は最初に道具を持つ前には

手の指先を使ってものに触れることから始めます

指で

押したり

撫でたり

つまんだり

押したり

揉んだり

擦ったり

いろいろです

小さなものを描きたかったら

爪先で線や点を描いてみましょう

大きなものを描きたかったら

ゲンコツを作って紙に押し当ててもいいでしょう

指が道具の原点です

そして色々なものを使いましょう

いろいろな物で

いろいろな強さで

いろいろな速さで

いろいろな感情で

すべてが自分のオリジナルです

すべてが自分だから描けた作品です

たとえそれが

ただの点と線だけであっても

誰にも描くことができない

あなただけのオリジナルの作品です

これが本当の絵のレッスンの基礎です

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次回はモノの描くための想像力を広げる方法です

シルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン2イメージ素描

シルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン2イメージ素描

シルバーナ・スペラーティ奇跡のレッスン2ということで、今日はスピード感ある素描をレッスンしてみます、あくまでも僕のやり方をアート技法としてお…

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uploaded by decodolphin

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あとがき

何のためにこんな記事を書いているかというご質問が

最近ちらほらありますので説明させていただきますね

僕らが生きているこの世界は理不尽なことがあまりにもたくさんあります

そんな世界に僕は疑問を感じています

そんな世の中ですがアートと音楽は世界を動かす力を持っています

僕がこの記事を書いている訳はアートと音楽は唯一の嘘のない世界だと信じているからです

そしてその目的は

アートと音楽を通して「次の世界を創ること」です

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おまけ動画↓

一つのモチーフを何度も描くと自分の形になってくる

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アートの学びと哲学について一言
突飛工房デコドルフィンではアートの学びと哲学を投稿しております、一言でアートといいましてもいろいろなとらえ方がありますが、ピカソのように作品はモノをではなく物語を売る、シルバーナ・スペラーティのように技術の前に考え方を学ぶそんなサイトにしてゆきたいと思います

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