ショーケン萩原健一傷だらけの天使を地で駆け抜けて

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ショーケン

ショーケンは16歳からザ・テンプターズで歌っていた

ザ・タイガースと共にグループサウンズの2大巨頭だった

1960年代のことである

21970年代に入り

傷だらけの天使で一世を風靡したショーケンこと萩原健一は

相棒の水谷豊と共に僕ら高校生のアイドルだった

「あきら」「あにき」と呼び合う二人の姿は

まぶしく

はかなく

むなしい

そんな僕らを後押ししてくれた

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考えてみれば「傷だらけの天使」は

ショーケンが主演でその相棒の弟子的存在(笑)が

水谷豊のあきらであり

萩原健一のおさむが主人公

最後にはドラマの中で

水谷豊が確か?風邪をこじらせて死んでしまう

二人の住みかである

代々木のビルの屋上にあるペントハウスで死ぬ

葬儀には屋上に風呂として使っていたドラム缶に

あふれるほどの雑誌のヌードグラビアを放り込み

あきら(ショーケン)が泣きながら弔うと言うシーンが焼きついてはなれない

今ではあきら(水谷豊)が相棒の主役を張りロングセラーで放映される

何という運命の二人であるか

そんなショーケンも

傷だらけの天使が終わり

その後に自分のキャラを変えたくて

まじめな役柄に走りだした途端

ショーケンの魅力のかけらもなくなり

人生を駆け下り始めてしまう

そんな水谷豊も

傷だらけの天使で見せた可愛いチンピラ役を終えて

いつの間にかまじめな好青年役に全力投球するようになる

しかしあきらこと水谷豊は子役時代からの持ち前の演技力を発揮して

天才俳優としていまだに君臨し続ける

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ショーケンはいつしか大麻所持で自分の脳の中に致命的な腫瘍を持ってしまった

あのころから萩原健一は何をやっても空回りをする

転がりモガキながら人生を歩み続け

2019年3月26日に死を迎えるまで元に戻ることはなかった

なぜ持ち前の自分を信じて不良の人生を進まず

自分から逃げようとしたのか

前略おふくろ様などという死んでも似合わない役をやりたかったのか

一方

水谷豊はなぜ色々な役をこなせるのにまじめな役に徹してしまったのか

結果

ショーケンこと萩原健一はテンプターズと傷らだけの天使だけがカッコ良かったぜ

水谷豊は傷らだけの天使から相棒まですべてカッコ良いぜ

地で役者をやってしまい

そして人生が嫌になった萩原健一

天才俳優ですべての役を

演技でクリアーしてしまう水谷豊

俺はどっちも大好きだ

今は

今となっては

これしか言えない

素敵な奴らだ

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