川久保玲メトロポリタン美術館で単独展コムデギャルソンのテキスタイルの手法

コムデギャルソンのテキスタイル

80年代から現在までの作品130点出品する、内見会のセレモニーでキャロライン・ケネディ前駐日大使も出席して「川久保さんはニューヨークの『人間国宝ニンゲンコクホウ』です」と業績をたたえたらしい、夜のパーティではマドンナやセリーナ・ウィリアムスが主席した

(どんなメンバーなの!!なんかチグハグ)

でももっと色々な人がいたのでしょうね

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現役デザイナーが単独で取り上げられるのはイブ・サンローラン以来2人目です

今日はそんなコムデギャルソンの川久保玲のテキスタイルの作り方を少しだけ話しましょう

テキスタイル関連の記事はこちらにまとめてあります http://decodolphin.net/tag/textile-2/

川久保玲のテキスタイルの手法

60年代から日本のクリエーター年鑑みたいなのに載ってた川久保玲

若いときから奇抜なおねえさんだったわけだけど

1983年のサンローラン以来のメトロポリタン単独展覧会で川久保玲が2人目らしい

世界的人気は真っ黒なボロルックだったけど

斬りっぱなしの生地

穴の開いた服

既成概念をぶっ壊したクリエイターでありアーティストだ

あの頃からテンション保ってるのはすごいよね

川久保玲以外は打ち上げ花火で終わってるから

ギャルソンの生地もほとんどが別注でつくるもので

織りからして縦横密度を変えないと気が済まない

しかも出来上がった別注生地は

市販の生地と素人目に違いがわからない(笑)

服になると違いがわかる

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魔法を使ってるみたいな気まぐれおばさんだったけど

機屋のおっさんも最初はいやいや付き合ってたが(笑)

いざコムデギャルソンが脚光を浴びだすと我先にと仕事を奪い合おうとアプローチをかけるが

玲おばさんは一つの生地産地で

一箇所か2箇所ぐらいしか相手にしなかったもんだから面白かった

どんな生地を作ってるのかッて

みんなギャルソンの服買って分析しだすんだけど

生地の加工所も限定して加工も特殊で

同じ番手の同じ密度の生地を織っても同じような風合いが出ない

パクれ無いわけ!!みんな一生懸命やってたけどね

無駄なことを

だって同じ生地をつくっても服にしたらだめでしょ

ギャルソンの服だから玲おばさんの生地が生かされるんだから

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生地の密度を一般の企画生地より微妙に下げるわけ

糸本数を減らしてしかも縦横の密度バランスもアレンジしてた

機屋(はたや)に行って昔の生地サンプルを丹念に探し出し

気に入った生地があると

その場で服のイメージを頭の中で映像化して

ズバリ(そのまま)の生地だとしなやかさが出ないから

密度を変えたり

混率を変えて

イメージにあった生地を別注するんだね

例えば綿100%を緯糸(よこいと)だけ綿レーヨンにするとか

だから出来上がるまでどんなになるのかは本人(玲さん)以外はわからない

機屋さん的には

過去の経験値で想像しちゃうからだめなんだ

テレテレで使い物にならない生地になっちゃうとか

そんなふうに思ってしまう

でも玲さんはそれでいいんだ

なぜならば加工して出来上がった生地を使わないのね

どういうことかって言うと生機(きばた加工しない糊がついたままの状態)で

服つくって服にしてから製品洗いするんだ

誰もそこまで想像しないでしょ

そんなことを色々やってたのがギャルソンって言うブランド

だから外人には東洋の魔女みたいな見え方してると思うよね

そんなテキスタイルの手法以外にもいろいろやってたが

また話しましょう

今ではもっといろいろな加工とか手法を

みんなやりだしてるけど

最初にやったってことがすごい

しかもどんどん進化しているから

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