加藤和彦は自殺した
安井かずみは早死にをした
天才の葛藤と自我と生きる意味
そこにあったものは何だったのか
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8歳年下のミュージシャン
加藤和彦は安井かずみの8歳年下のミュージシャンである
二人が知り合ったいきさつはともかく
結婚してからの二人の関係は異常である
17年間の結婚生活の真っただ中
結果として安井かずみは55歳の若さでガンで死んでいる
後に加藤和彦は62歳の若さで死んでいる
自害である
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異常な結婚生活
安井かずみは作詞家である
ほかにも色々な才能に恵まれていたのだが
作詞家としてのZUZUが一番有名である
その才能は半端ではなく
数々のヒット曲を生んできた
その天才が
加藤和彦との結婚を機に
すべての仕事をやめたような形になってしまう
実際には作詞家をやめた訳では無いようなのだが
その作詞家としての活動のほとんどは加藤和彦の曲に為だけにおこなったのだ
別のお金に困っていたわけではないのだろう
ならばそれでもよいが、、、、、、
そんなことはどうでもよく
僕がここで言いたいのは
異常なまでの加藤和彦に対する愛
異常なまでの加藤和彦への執着心
とも言うべき彼女の行動である
たとえばパーティーに出席する時に
前日までの2日間、3日間
何も食べずに絶食してパーティーでたくさん食べるのだ
訳は
これだけ食べているのに私は太らないのよ
という人への見栄ともいえる行為
もう一つの訳は
加藤和彦に嫌われたくない
という羞恥心なのか見栄なのか愛なのか
これって異常だと思われてもしかたがない
17年間の結婚生活で夕食を共にしなかった日が10日程だという
これも二人とも相当なマニアックな生活である
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天才と凡人
天才は自分の好きなことを行い一生を終えて
凡人は自分の好きなことを行い一生を終えて
どちらも同じ一生であり
どちらも自分の好きなことを行い
後悔がなければそれでいい
しかし凡人は無理をしてまで自分の好きなことをすることは無い
結果
安井かずみは若くして体を壊しガンで亡くなり
加藤和彦は作品作りに悩み自らの死を選び
これで幸せだと思うのが天才か
こんなの嫌だと思うのが凡人か
もしそうなのであれば
僕は凡人に生まれて幸せです
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