二ホントカゲ冬眠させる?ずっと見ていたいので秋に冬支度をする?

目次
デコドルフィンの作品が買える店
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二ホントカゲの冬場対策

8月に都内近郊で捕まえてしまった二ホントカゲ、ツーリング中に姿を表わした二ホントカゲを捕まえてしまった、子どものころを思いだし、つい本気で素手ゲットしてしまい、捕まえたトカゲを持っていたコンビニ袋に入れて出発、まさか捕まえられると思わずに道中いろいろ考えてみたが気が付くと道沿いの100金で虫かごを買い、さらに道沿いでペットショップを探し店員に色々アドバイスを受け生餌のコオロギとコオロギの餌を購入、ヒャッキンでさっき買った虫かごに捕まえたばかりの二ホントカゲをいれツーリングに戻る、その日は当てのない気ままなツーリングであったはずが、トカゲの捕獲によって一気に目的のあるツーリングへと変わってしまった、帰りがけにいろいろ考えてせめて8月の温かい間だけでも日本トカゲを飼い、子供のころのトカゲの飼育で楽しんでいた自分を再体験できるかなぐらいで考えていた、ペットショップの店員からトカゲを逃がすのであれば捕獲した場所に戻って逃がしてあげないと逃がしたトカゲが生きていけないかもしれないとアドバイスを受けていたので家に帰ってからも捕まえた場所を地図上で確認して印をつけた、気ままなツーリングの途中であったので始めて通った道沿いでトカゲを捕獲したからである

そんなことを考えて家につき何日かすると、僕の気持ちは二ホントカゲを手放すことなんかとうのむかしになくなっている自分に気づく

ひたすらトカゲを飼育することに没頭している自分がそこにいたのである

こうなったら後には引けない、いつの間にか二ホントカゲに長生きをしてもらうためにどうしたらいいかなどといろいろ模索して行動する自分がここにいた

いつの間にか9月になり季節と共に陽気も変わり朝晩の気温が変化をしだすと

トカゲの餌の食べ方にも変化が生じてきたのである

ここで考えなくてはいけないのが最大の選択である

冬眠させるか

そのまま越冬させるか

ここでまたいろいろ悩んだ末に

僕は飼育ケースの冬支度をしだして保温して冬を生きた状態で飼う方の選択をしたのである

色々調べるまでもなく二ホントカゲの場合は自然に冬眠する

熱帯の生きものなどとは違いそもそも地元で捕まえた爬虫類なので、個体が自然に生活をすることができる環境を作ってあげれば生き延びることができるので

たとえ家で飼っても飼い方はむずかしくはないのである

しかし、冬場の紫外線対策やエサの与え方などは、トカゲが自分の判断で冬眠を始めるまでは飼い主の責任で行わなければならない、爬虫類の冬眠のタイミングは人間にはつかみづらい

もし冬眠をさせる選択をするならば室内で飼うのではなく、外に飼育容器を置き自然の気温変化や自然の餌の食べ方をトカゲ自身のストレスのない状態でスムーズに行えるような環境を作ってあげる必要があるわけである

さらに、冬眠している間は生きているのか死んでしまったのか

そんなことを常に心配しなければならない

僕は過去にカメやカエルなどの飼育をしていていろいろな経験をしたので冬眠をさせることの飼う側のストレスなどを経験している

それに、やはり生きて動いている生きものを観ていたいものである

できることなら一年中

そんなこともあり今回初めての越冬を保温して飼うことを選択したのである

10月に入ると気温の変化が一日一日変わるものである

野生の生きものは環境の変化を察知して自分の判断(本能)で行動するが

ペットにされた生きものは飼い主の裁量によって個体の運命が決まってしまう

もし今年から二ホントカゲを飼いだしたという人がいるならば

是非とも一緒に大切な可愛いペットの二ホントカゲを幸せにしてあげるためにこのブログを記録していくので参考にしていただければ幸いである

前置きが長くなりましたが僕なりの飼い方を書き進めたいきます

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二ホントカゲの夏場の飼育ケースと飼い方

リメイクした飼育容器とレイアウト

飼育しだした当初、以前に使っていたキリギリス用のケースに二ホントカゲを入れていました

新規ドキュメント 40_14

こんな昆虫用のケースで改良(リメイク)して底を切り抜きプラスティックをはずし木製のベニヤ板に改良したケースで飼っていた

さらにふたに網戸で作ったカバーを付ける

餌のコオロギが小さいので念のために脱出防止用にする

ふたをはずし上から見たところ↓

新規ドキュメント 40_10

トカゲが滑らずに餌の食べる際の観察がしやすいのが利点↓

素早く仕留める 1分以上不動状態

植木鉢のトレイに土をいれ(5センチ程度)、その上に水のみの容器を置く↓

 寝床に置く 新規ドキュメント 40_2

素焼きの小型の植木鉢をさかさまに置きトカゲの隠れ家を作る

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出入りして遊んでいる↑

水飲み場はスポンジを入れてある↓ 素焼きの植木鉢↓

新規ドキュメント 40 新規ドキュメント 40_3

こんな霧吹きスプレーと水補給用の容器↓

新規ドキュメント 40_9

餌のコオロギとミルワームのケースと備品

二ホントカゲの餌については前回の記事に詳しく書いてありますので参考にしてください

二ホントカゲの飼い方1捕獲と餌やり何を食べるの?エサはどこで買うの?

まずは小型の昆虫ケースでコオロギを保管する必要があります、下の画像は上からケースを映しています、コオロギが止まり木に使うくちゃくちゃにした紙切れ、水飲み場、コオロギの餌(詳しくは上記の別記事参照)

新規ドキュメント 40_11

ケースは20~30cm程度のプラスティックのものでいいです

このケースもトカゲの飼育ケース同様金網(網戸用)を貼りつけリメークしました

上部の窓の部分は切り抜き、簡単にふたに針金で止めました↓

新規ドキュメント 47_15

ケース全体はこんな感じ↓

上から見ると↓止まり木は卵の保護用のケース

新規ドキュメント 47_13 新規ドキュメント 47_14

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年間通してトカゲを飼うために住まいをアレンジする

ペットを飼育するための品々は

飼い主であるあなた自身が納得できるものをいろいろ吟味するべきです

もちろん予算を頭に置かなくてはなりません

飼育ケースだけではなくほかにも色々かかりますので、、、

そこで僕は3つのことを満たす条件で選びました

  1. まずは二ホントカゲが住みやすいこと
  2. 飼手が年間通して観察と飼育がしやすいこと
  3. より経済的であること

以上の3点です、これらは下記につながります

  • ケース選びは個体の住まい
  • 暖房設備は個体の健康や生きる条件
  • 年間通しての個体の環境と飼う側の維持費を配慮

飼育ケースを選ぶ

飼育ケースは二ホントカゲのかぎらずペットの大切な家です

これが決まればあとはほかの物をそろえることができます

まずはサイズですが日本トカゲを一匹飼うだけなのでさほど大きいものは必要ないです

しかし飼育ケースの内装に凝りだすときりがないことも事実

一度購入したけどすぐの飼いかえることだけは避けたいものです

そこで僕は飼手である自分自身がある程度納得できる条件までは寛容的になることをすすめます

もちろん部屋の飼育条件を考慮して

僕が選んだ飼育ケースはこれです

テトラ RA-60(60×30×40cm) 60cm水槽(単体)


決めた理由は

  • サイズが最優先60㎝幅x30㎝奥行きx40㎝高さ
  • それに枠無しのシンプルなフォルム
  • 40センチの高さ(通常は30センチ程度が主流

いろいろ考えて、どうせ使いやすく色々リメイクしたりする自分の性格を最優先しました

選ぶにあたっては

もちろんこれを読んでいるあなたの生活環境や性格などを最優先してください

実際に使いだして落ち着いた段階の写真をお見せしますね↓

新規ドキュメント 47_2

こんな感じでスッキリなデザインでとても中が見やすいです

付属の天井ライトなども別売りでありますが

ゆくゆく気にいったものをそろえたかったのであえて本体だけの購入としました

色々調べてamazonが最安値でしたのでamazonで購入

プライム(送料無料)で¥ 5,980(2016年9月時点)

これは絶対にお得です

とにかくたくさんの選択肢がありますので

色々調べることをお勧めします

僕も1週間以上調べまくって決めましたので、、

越冬目的で、年間通して二ホントカゲを飼い続けるための環境作りは

まずは飼育ケースを決めることでスタートできました

次に行うことはいよいよ僕の出番ですがリメイクすることです

何を???っていう方もいるでしょうが、、、

実はこのケースにはガラスの蓋がついているのです

そのふたは僕は使いません

なくてもいいぐらい使い勝手が良くないのです

15㎝x60㎝ほどの大きさのガラス製のふたが2枚付属としてついています

この2枚は横に並べて使うようになっていましてシンプルなケースボディにプラスティック制の器具をとりつけて使うようにできていますが使い勝手が良くないです

というよりもケースの中に入れる形の設計ですので

落下の危険性があること

ガラスが薄いのですぐに割れそうなこと

器具もちゃちゃで危なっかしい

などなどで僕は却下しました

そこで飼育ケースの改良の出番です

飼育ケースの夏用のふたを作る

まずは夏に二ホントカゲが過ごしやすいようにふたを作りました

これが実物です↓

新規ドキュメント 47_3

飼育ケースにかぶせるだけのシンプルなものですので簡単にできます

木製で木枠を作り金網を張った作りにしました

ケースにかぶせるとこんな感じ↓

新規ドキュメント 47_4

風通しがいいのでいちいちふたをとらなくてもこのように日光浴もできます↓

新規ドキュメント 47_5

夏場は環境によってはライトはいりません日光浴さえできればいいので

夏場でも飼育ケースの設置場所に日が当たらない場合でも

紫外線の問題だけですので数時間ふたをはずしてライトを設置することが容易にできます

これさえあれば夏場は快適なトカゲくんの生活環境ができます

余談ですが僕は画像のように飼育ケースの台にスチール製のボックスを使い

そこのキャスターを付けて自由に移動できるようにしています

とても便利ですよ!!

中にトカゲに必要なものをいろいろいれることができますし↓

新規ドキュメント 47_17

次は冬場に備えての飼育ケース仕様を作りました

トカゲの越冬の為の保温と紫外線対策のためのベストな対策

人間は健康と為に紫外線防止対策をしています

トカゲは健康であるために紫外線が必要なのです

人間のために作られた環境は二ホントカゲにとって

デメリットになります

紫外線は目に見えないので厄介ですね

住宅の窓ガラスは透明であっても紫外線防止のUVカットになっているために

窓を開けなくてはトカゲに必要な紫外線は補給できません

飼育ケースのガラスは紫外線カットをしていないと思いますが

紫外線は目に見えないものですので厄介ですね

紫外線があるかないかなんて

なんとも言えません

夏場は窓を開ければいいのですが寒い季節対策はとても大切なことです

そこで僕は照明用の蓋を作りました

シンプルで見栄えが良くて

機能的で取り扱いがしやすいものです

しかも解放感と保温性に優れています

これが飼育ケースカバーです↓

新規ドキュメント 47_6

簡単に言いますと

60㎝x30㎝のケースに3枚のアクリル板でふたをする仕組みです

中央の狭い幅のアクリル板には照明用のソケットを設置しています

飼育ケースのふたをするとこんな感じです↓

新規ドキュメント 47

まずは照明のソケットがついたものを設置

夏場でも風通しがよく使えます

三枚とも設置するとこうなります↓

新規ドキュメント 47_7 

照明を付けた状態↓

新規ドキュメント 47_10

密閉しますとこれだけでもケース内の気温が上がりますので

真冬以外では保温用の照明がなくても紫外線ライトを付けている時間帯は

保温をすることができますので経済的です

ソケットのとりつけのアドバイス

これがソケットをとりつけたアクリル板です

8ミリ程度の厚みの物です

新規ドキュメント 47_12

拡大写真を見てください↓

新規ドキュメント 47_11

アクリル板にドリルで穴をあけボルトでとりつけます、コードをすき間から出すためにアクリル板のヘリに穴をあけるとコードが収納できますのですき間なくケースに設置できます

照明器具と保温器具選びのベストな方法

↑動画もあります

初めての二ホントカゲの冬支度のためにいろいろな物をそろえていくといつの間にか無駄なものまで購入してしまうということになりかねません

できるだけ後々のことまで考えて購入するべきです

そこには月々の電気代という一時的な出費ではなく毎月かかる費用も含まれてきます

なのでなるべく電気代がかからない方法を選びたいものです

僕自身も今回初めての二ホントカゲの越冬を経験することになりますので

自分なりにベストな選択を考えました

二ホントカゲの越冬のための必要条件をおさらいしてみましょう

  • 窓を開けなくても十分な紫外線を確保できること
  • トカゲに必要な飼育内温度がたもたれること
  • 昼夜の自然な環境を維持できること
  • より経済的であること

以上が最低限必要な条件です(捕食と水分補給以外にです)

そこでこれらの条件の中で僕が選んだベストな選択を紹介いたします

三種の神器です

題して

二ホントカゲの越冬のための三種の神器

まずは紫外線対策

先ほどケースの説明の際のふたにとりつけてあった照明器具が実物です

紫外線ライト

マルカン スパイラルライト SLB-20

20wで80wの明るさです

マルカン スパイラルライト SLB-20 パネル

この商品は20wの消費電力で80wの明るさがあります

とても経済的ですね、しかも明るさが飼育ケース内を綺麗に見せます

明るすぎてうっとうしいとのamazonの低評価がありますが

実際に使用するのは昼間のしかも二ホントカゲが起きている数時間だけですから気になりません

実際に使用した感想はとても良いです

スパイラル状(螺旋)の蛍光灯ですのでさほど熱くもなりませんし

保温効果もありませんが狭い飼育ケース内ですので

僕のようにふたで密閉して使う場合には適度の暖房効果が生じます

トータル評価でダントツ1位の実績があります

**

次に床暖房をする保温マットです

みどり商会 ピタリ適温プラス 2号

本体サイズ (幅X奥行X高さ) :25×0.1×22cm

この商品はサイズは色々有りますが僕は2号を選びました

ピタリ適温プラス2号パネル

画像のように飼育ケースの下に入れて使います

僕の場合60cmx30㎝の飼育ケースの部分的な床暖房として使っていますので

25㎝x20㎝程度の大きさで十分ですのでこのサイズのしました

生きものに対して全面床暖房よりも部分的な暖房で個体自ら適温を選んで場所移動できるほうがいいからです

マット(シート)を直接触っても厚くなく40℃程度なのでお風呂のお湯程度の熱さです

遠赤外線の仕様ですので間接でも飼育ケースの内側の床部分に温かさが伝わっています

生餌のコオロギが皆よって着てしまうほどですので気持ちがいいのでしょう

秋口当たりの日本の気温であればこの適温プラスだけで十分だと思います

飼育ケースのサイズを考慮して大きさと数量を決めればいいと思います

生きものの種類や環境に応じて飼育ケースの側面に張り付けたりできますので便利です

使い方は色々ですが注意事項を読んで使用してください

ケース内に入れたりすることは禁物です

厚さも下敷きよりも薄く軽いものです

**

そして最後は飼育ケース内の気温をキープするための天井からの保温器具

みどり商会 暖突 M

緑商会暖突Mパネル

画像の右のイラストのように飼育ケースの天井に設置して上から温める使い方が一般的ですが

鳥籠などの場合やトカゲ以外の生き物の場合は側面取り付けや別の使い方もできます

実は僕自身、まだこの暖突を購入していません

二ホントカゲを飼いだして初めての越冬ですので徐々にそろえるつもりでいます

ではなぜこの暖突をお勧めするのか、、、

それはいろいろ考えた末により経済的だからです

ライトによる保温は

赤外線ライトやバスキングライトなどがあります

  • 赤外線ライトはケース全体を適温に温めるもの
  • バスキングは一部分だけ高温にするためのもの

ライトを使用するとそれなりの電気料金がかかります

紫外線ライトもあるのでライトだけでも電気代が馬鹿になりません

購入時の初期費用は電球の2~3倍ほどかかると思いますが

毎月の電気代を考えると断突(商品名は暖突:シャレではないけど)に経済的です

熱帯に住む生き物の場合などの飼育や個体の種類によっては

いろいろな飼育方法が必要ですが

日本産の二ホントカゲや二ホンカナヘビは紫外線供給をしっかりしていれば

そこまで最初からいろいろな暖房器具をそろえる必要はないでしょう

この暖突は電気代が電球での同一温度で比較して三分の一の料金ですむのです

ケース内を全体的に温めてくれて

トカゲや蛇などの電球でのやけどの心配もいらず

霧吹きもできる湿気に強い作りになっています

厚みも2cm程度でかさばりません

これだけの条件を満たしたものであれば

二ホントカゲの場合には最適な選択肢だと思ったからです

まとめ

長々と色々書いてまいりましたが記事を一つにまとめたほうが読まれた方には便利かと思い今回の記事は一つのまとめました、お許しください

僕も初めての二ホントカゲの越冬を経験する身です

わからないながらに色々調べての記事にいたしました

ただ言えることは二ホントカゲは同じ日本で飼育するのであれば気楽に飼っていった方がいいのではないかと思います(トカゲくんのためにも)

ですので徐々にいろいろ憶えて観察をしながら二ホントカゲの飼育を楽しんでいきたいと思います

これからも色々な作業に基づいて関連記事を書いていくつもりですので参考にしていただければと思います

また経験者の方のアドバイスなどがあればコメントいただければ幸いです

amazonで購入しておりますのは何より単価が安いことです

今回お勧めしてます飼育ケースはダントツに安く

紫外線ライトは通常3000~4000円で売っていたりしていて

暖突もピタリ適温プラスも断然安く購入できます

まだほかにも必要なものも出てくるかもしれませんが

徐々に飼育を楽しみながら進めていくつもりです

動画でも二ホントカゲの飼育観察を投稿しておりますので

よろしければ是非ご覧ください

レポートはまた続きを書きますね、、、、、、

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