コオロギの飼い方トカゲの餌のはずが夏休みの自由研究に使える卵からかえる撮影成功

目次
デコドルフィンの作品が買える店
デコドルフィンの作品が買える店
コオロギの育て方

やっとコオロギの卵が孵化(ふか)する映像を撮ることに成功した

今日はその話をしたいと思います

夏休みの自由研究でも成長が早い生き物は面白いですね

二ホントカゲの餌として購入した生餌のコオロギから始まったのですが

トカゲの食べ残しのコオロギはいつの間にやら成長して

羽がはえて気が付くとなんだかちっこいのがウジャウジャ歩いています

ッてことで本格的なコオロギの飼育を始めました

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コオロギの飼育(トカゲの餌及び夏休みの自由研究)

子供のころ近所の空き地でいくらでもコオロギを捕ることができました

自由研究が目的ならばおとなのコオロギを捕まえてきて飼い始めればいいのですが

二ホントカゲは頭のサイズより大きいエサは食べることができません

空き地で子供のコオロギを何匹も探し出し捕まえることは至難に業です

トカゲの飼育が目的でコオロギを必要とするときには羽の生える前の

小ぶりのコオロギを手に入れなくてはなりません

僕もとっかかりは二ホントカゲの飼育用にペットショップで買ったコオロギが

いつの間にかトカゲの生餌兼ペットになってしまいました

市販のコオロギの種類

そんなわけで

今育てているコオロギは爬虫類の生餌として市販されているもので

フタホシコオロギといいます

このコオロギは外来種です

ペットの餌用のコオロギは主に2種類います

わかりやすいサイトがありましたのでリンクしときますね

http://reptile.wp.xdomain.jp/sample-page/reptiles_cricket_summary/

このサイトに詳しく書いてあります

表をお借りしました

コオロギの種類

この中のフタホシコオロギを飼っています

この画像は羽が生えている成虫です

こんな姿です

フタホシコオロギのメス

上がメス↑

下がオス↓

フタホシコオロギのオス

フタホシコオロギの成虫は

日本のコオロギの一番大きい種類のエンマコオロギより

少し大きいでしょうか

わかりやすいように大きめの画像にしました

メスのほうが一回り大きく羽は比較的まっすぐな形状です

尾の部分は長い排卵管がついています

一方オスは羽が角ばっていて

しかも羽そのものはまっすぐなプレーンなものではなく

凹凸がありかくかくしてます

羽を震わせて鳴くためですね

上手くできています

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産卵

さて飼い方ですが、、、

まずは生まれた赤ちゃんから順番に画像を見てください

これは市販されているコオロギのsサイズぐらいでしょうか

赤ちゃんアップ

これが卵でもうすぐ孵(かえ)ります

コオロギの卵1

卵からかえったコオロギは最初白くて徐々に黒っぽくなります

小さいですね画像の上部は僕の人差し指の先っぽですから

白頃コオロギと指のサイズ

これも貴重な写真ですが羽が生えた成虫になるための最後の脱皮直後の写真です

真っ白でとても綺麗です

脱皮直後の白羽コオロギ3

ここまで成長するまでには何度か脱皮を繰り返します

そして最後に卵が孵化する瞬間の連写

赤丸の部分の卵がかえりました

動画からキャプチャーしました

動画はYouTubeに掲載します

1コオロギ卵の状態

1コオロギ卵の状態2

↓動きだした

1コオロギ卵の状態3

↓蛇腹のように形状が変わる

1コオロギ卵の状態4

↓頭が出てきた

1コオロギ卵の状態5

↓足まで出てきた

1コオロギ卵の状態6

↓すぐに移動した!素早い!!!

1コオロギ卵の状態7

↓この後画面から消えた

1コオロギ卵の状態8

生まれた直後から素早く動きまわるコオロギでした

長時間ビデオカメラを設置して撮影しましたが

一つの卵が動きだし

この1匹だけが撮影成功です

こんな感じで撮影(飼育ケースにライトとビデオカメラを設置)

コオロギの孵化シーン撮影中1

ちなみに夜の10時頃です昼間は動きが無かったです

卵が動きだして歩きだすまで

2分ぐらいでしょうか、、、、

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コオロギの子供の世話

さて飼い方ですね

買ってきたコオロギや生まれた状態のコオロギは

そのまま水と餌をやれば生き続けます

餌は市販のコオロギの餌でもいいですが

節約するためには糠を与えればいいです

水分補給は

野菜や果物類の皮や残りものを与えます

水は必要ですがコオロギの習性で

何匹かは必ずおぼれて死にますので深い水飲み場は避けましょう

とくに赤ちゃんや小さいうちは何匹も水の犠牲になります

自殺するコオロギ、ゾンビ化するゴキブリ、その他の寄生生物にまつわる話

面白い話ですので良ければどうぞ

こうして飼って

だいたい2か月か3カ月で成虫になります

トカゲの生餌として飼っている場合

20匹から30匹程度羽が生えるまで飼い続けましょう

ミルワームとトカゲのケース

プラスティック製の水槽でいいですが

僕は以前キリギリスを買っていたケースを使っています

卵を生んでかえすためには土が必要です

床に土を敷いてもいいのですが

卵を生んで子供が生まれるタイミングで

生まれた子どものコオロギを移動させたいので

植木鉢の水受けの様なものでいいですので

容器に5センチ程度土を入れて水槽の中に入れています

この土の容器ごと取り出せるようにしています

水槽の中で子どもが生まれてそのままでいると

子供を移動するのは不可能と言っていいでしょう

生まれた子供は土が無くても大丈夫ですので

ケース事別の水槽に移動してそこで大きくなるまで育てるようにしています

トカゲの新居の土台 (4)

今までトカゲの住みかだったケースをそのまま使いこの中に生まれたコオロギを

卵を生んだ土の入った容器ごと入れます

トカゲの新居 (8)

タイミングを逃すとすぐに小さなコオロギがあふれ出てきますから

卵を生んだかどうかを毎日確認しておき

一匹でも小さいコオロギが確認できたら

容器をここに移動させます

容器は3~4こ用意しておき次の産卵のために

すぐさま親コオロギのケースに入れておきます

子供のコオロギはこの中でどんどん成長していきます

トカゲの新居 (6)

水おけにはティッシュペーパーや布、スポンジなどを入れておかないと

すぐにおぼれますので注意が必要です

餌は基本的には糠(ぬか)や野菜の残りものでも大丈夫です

親コオロギが雄雌で20匹程度いる場合

何度かに分けて順次卵を産むはずです

そのために一度子供の発見をした後も注意して観察してください

何度も土のケースを移動しることになりますので

移動して時間がたった土の入ったケースは

卵もなくなり小さなコオロギが歩きまわっている状態になります

土をかき回して卵がないことが確認できたら

コオロギを追い払いケースから出して親のケースにもどすという繰り返しになります

このように2つのケース(親コオロギと子どものコオロギ)を作ると

飼育しやすいですので是非やってみてはいかがでしょうか

まとめ

産卵は一年中すると考えてください

冬場はトカゲの育て方と基本一緒で

冬場は暖房が必要です

羽が生えたオスのコオロギは一年中鳴きます

基本的にはトカゲを飼う場合は同じような気持ちで育てるほうがいいと思います

自由研究の場合タイミングが難しいですので少し前から計画的に育てるようにして

記録をとっておきたいものですね

同じトカゲの生餌としてミルワームの育て方も書いてありますので

是非観てください

ミルワームの育て方トカゲや爬虫類の生餌は買わずに飼う成長過程と育てて増やす方法

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トカゲ全般の記事はここからどうぞ

二ホントカゲの記事

http://decodolphin.net/tag/nihontokage/

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