アーサーcクラーク
もし私達が宇宙人と出会ったとして
彼らが真に邪悪な存在だったなら
我々にとって脅威となるずっと前に
彼ら同士で戦い合って
滅んでしまっているだろう
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悪の博物誌より
大切なのは
邪であることの期限の考察だ
それは自然の暗い側面の研究であり、そろそろ
宗教、道徳、哲学、犯罪学などからの
方法とは全く別の考察が必要なようだ
真の悪の性質を誤解しないために
しかし悪は人類固有のものではない
この発想は馬鹿げている
悪は普遍的に至るところに存在している
邪悪な地獄の住人を意味するラテン語から名付けられた「オルカ」とはシャチのことである
ジミーペイジはオルカの夢を見た
序文
レッドツェッペリンのカシミールという曲は僕の身近な創作活動をかきたてる曲である
たとえば
“天国への階段”を聴きながら描く絵と
“カシミール”を聴きながら描く絵とでは
仕上がりのニュアンスが違うものになるということだ
音楽には人だけではなくこの世のあらゆる物事に刺激を与える
そんな物凄い力があるのだ
イギリスの詩人であり劇作家のウィリアム・コングリーヴ(William Congleave)はこんなことを書いている
「音楽はどう猛な野獣をしずめたり、岩を砕いたり、ねじれたかしの木を折り曲げたりしてしまうほどの不思議な力を持っている」
この話はまた別の機会に詳しく書くことにするが
ジミーペイジが経験したことは音楽ではなく夢の話であるから、、、、、
ジミーペイジもこの夢を見る前と後では物事を見聞きした時の判断のニュアンスが違ったはずである
今回の話はレッドツェッペリンのジミーペイジがカシミールを創作する前の話である
ちなみに今回は7回目で今までの話の内容を把握したうえで読まれた方がベストである
シャチの生態のみに興味がある方はそれには及ばないが、、、、、、、、
シャチの生態を知りたい方は目次のシャチの生態を示す実話をお読みください
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ジミーペイジが見た夢
ジミーペイジはロバートプラントと話をしたことを何度もくりかえし考えていた
そんなある夜、夢を見た
とてもリアルな夢である
以下夢の内容
ジミーペイジはホエールウォッチングをしている
いつもの海域での出来事である
いつもならセミクジラと遭遇するはずなのだが
今日に限って「クジラゴロシ」と悪名の高いシャチに遭遇してしまった
セミクジラは「いいクジラ」として知られている
今遭遇しているのはサメやエイや仲間のクジラまでも捕食するといわれているオルカこと、シャチである
餌さえあればアシカの3~4頭ほどを一日で食べるほどの食欲である
そして今、目の前で展開されている光景はそのアシカの子どもを
二匹のシャチが持て遊んでいる光景である
シャチはたらふく捕食した後はその頭脳を最大限に使い遊び始める
まるで試合前のプロ野球の外野手同士の遠投キャッチボールのように
(夢の中でジミーペイジはその光景をたじろぎながら目の当たりに見ていたのである)
2匹のシャチはその尾びれを使いゆっくりと跳ね飛ばし合っている
アシカの子供をだ
まるでビーチボールのようにである
しかも時には直線を描くようなスピードで跳ね飛ばし
また時には空に向けて放物線を描くように跳ね上げる
(その時ジミーペイジは瞬間呆然としたもちろん夢を見ながら)
なんてことだ
シャチと思われたその動物は1頭しかいないではないか
尾びれでアシカを投げ飛ばしたシャチは
獲物が飛んでいき着地する地点まで
瞬間移動していたのである
遊びの手(尾びれ)を止めたシャチは
その場で静止しゆっくりとこちらに向き直った
そしてジミーペイジの目を指すような眼で見たのである
しかもジミーペイジをじっと見据えたままなんと
今までまるでおもちゃのように持て遊んでいたアシカの子どもを
アシカの仲間たちのところまで運びそっと仲間の中に置くように放したのである
そして
素早く泳いだと思ったら空を飛ぶ、それも半端な飛び方ではない
水族館でイルカやシャチのショーがあるが彼らが曲芸でジャンプする姿は見たことがあるが
このシャチの飛び方は全く違う
これは、この生きものはシャチではない
しかも1匹である
まるで無重力の空間を楽しんでいるかの如く縦横無尽に飛び回る
水面に浮上したかと思えばそのままゆっくりと垂直に空中に浮上したり
そのまま空中で変幻自在に左右上下に移動する
まるで海上に突如現れたUFOのような動きである
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そしてそのシャチのような形をしたこの生きものは
ジミーペイジの顔から目をそらせずにまるで今までの光景を見ていたジミーペイジの思考をさとすようなあざ笑うような表情で観察していたのである
ジミーペイジはその時悟った
観察していたのは俺ではなく奴の方だ
ホエールウォッチングをしていたつもりのこの俺が実は
この生物から俺がウオッチングをされていたのである
そしてその夢の後そっと目を開けて
目覚めたジミーペイジは金縛りにあったように身動きをすることができなかった
いや違う
正確には体は動かせたが思考が止まってしまった状態で
彼の体を動かすような状態ではなかったのだ
その時のジミーペイジの頭の中には彼が今までに経験したことがない
まったく別のイメージが脳の中に入りこんでいたのである
思考
知識
物語?
いやどれも違う
これはイメージである
言葉や映像や
そのような見たり聞いたりした知識の様な類いのものではない
これはイメージだ
何かによる俺の頭の中への
ダイレクトイメージだ
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シャチの生態を示す実話
ここで実際のシャチの生態を考察してみよう
シャチの一生は人間とほぼ同じくらいの期間です
そして家族と共に生活しています
このブログは生きもの専門のサイトではないので
シャチの性格のことを中心に書き添えておきます
これは群れをなして優雅に泳ぐシャチをドローンで撮影した映像だ
群れの中の2匹のメスと2匹の子どものシャチがクローズアップされていて
サメを加えて持て遊んでいる貴重な映像が収められている記事である
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これらの動画はシャチが人間と友達になりたくて近づいてきた話です
仲間(家族)とはぐれたシャチの物語です
人と友達になりたかったシャチ1~3
https://www.youtube.com/watch?v=Yn7uaIM7zVQ
https://www.youtube.com/watch?v=uAtA3D0ftiI
https://www.youtube.com/watch?v=lT8h_22tV3E
これらを見ているとシャチは決して獰猛な生きものではありません
しかし体も大きくとても強いいきものであることは間違いありません
必要なもの以外の手当たり次第の殺戮行為はしないということ
しかし自分や家族の身の危険を察知したとたんに野生の本能で獰猛になるでしょう
イルカやクジラと同様シャチも海の哺乳類です
このサイトにあるクジラの分類図を見てくださいみんな同じクジラ類です
↓↓この画像をクリックすると拡大されます
シャチだけが特別な生き物ではなく
飛びぬけて強く頭のいい海の生物であるということですね
シャチはイルカの一種です
そしてイルカはクジラの中のハクジラ亜目という分類をされています
この分類は人が生物学上で分類したものです
話は余談ですがバジャールは地球上の生物の中で人とイルカは地球以外からやって来た生きものであるといっています
元々は人とイルカは地球外生物である
ということです
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さて話を物語にもどしましょう
ダイレクトメッセージ
夢とは、その内容にもよるがある意味ダイレクトメッセージである
普段の生活の中の出来事が影響されて睡眠中に無意識のうちに映像化される夢
思考が作る幻影なのか、夢の正体は、、、、、、
それとも何かが、、、、、
自分の経験以外の外部の何かが、、、、
誰かが意図して作りだした何かが、、、、
自分の無意識の中に入りこんできて夢として無意識のうちの体験させるものなのであろいうか
ここでジミーペイジは今回の自分の見た夢と
ロバートプラントから聞かされた彼のサハラ砂漠での経験談
ロバートプラントが経験したダイレクトメッセージが
一つに結ばれるイメージを描くことになる
二つの妄想
いや
二つの空想
それとも
二つの現実でありダイレクトメッセージととらえることができるのではないか
そしてこの二つのメッセージの共通点は
イルカに似た生きものが登場する
サハラ砂漠の空飛ぶイルカのような生きもの
夢の中の大海のシャチであり空を飛ぶことができるイルカでもある生き物
それではあのオルカの正体はいったい何であり
何の為に現れてきたのか
その目的は
何よりもイルカでありシャチの様でもあるあの生き物の実態はあるのか
とてつもない存在感でこの俺に迫ってきた生き物の
この俺を完璧に捕らえたかのような観察眼は何だったのか
しかし夢の中ではあるが全くといっていいほど恐怖感はなかった
とてつもない存在感が在ったのにもかかわらず
敵対するような恐怖感はみじんも感じられなかった
親しみのような感覚しか感じなかった、夢の中ではあるが、、、
アシカの子どもをもてあそんでいたあのオルカは決していたずらに弱い者いじめをするような行動はとらずに最後には親のアシカのもとに返しにいった
そのすべての行動はまるでこの俺に見せる為のパフォーマンスであるかのように感じられた
ジミーペイジの頭の中にはこの時
今までの自分とは違う何かが住みついているような感覚が宿っていた
はっきりわかったことは黒魔術のことはこの時の彼の中には全く存在していないことであり
その背景の地球を振り回している組織であり人たちの行いの愚かさであった
世界は動いている
次の世界へと
新しい世界が始まる
そしてこの俺は曲を作らなくてはならない
新たな世界への入口となる曲を
そしてこの時、ジミーペイジの頭の中にあったのはジョンボーナムに会うことであった
1973年のレッド・ツェッペリンはこんな風に世の中の流れに関わっていた
第8話につづく、、、、、、