黒いトノサマバッタの話多摩川で9月に捕まえた幼体のバッタBlack Tonosama Grasshopper Black Locusto

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黒いトノサマバッタを発見
 
記事の下部にYouTube動画がございます

トノサマバッタは大型のバッタであるが突然変異なのか

たまに黒いバッタがいる

普通のトノサマバッタは緑と茶系のツートーンカラーだが

全身茶系のバッタもいる

全身茶系のトノサマバッタは俗にクソバッタと呼びよく見かけるが

アルビノ説や保護色説もある

黒いトノサマバッタはあまり見かけることがない

しかし

たまに見かけることも事実だ

三種類の色のトノサマバッタ2

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多摩川でトノサマバッタを捕まえる

多摩川で9月に捕まえた黒いトノサマバッタはまだ幼虫(幼体)でほかのバッタと一緒に飼育ケージに入れていたのだが

少し気になり別の虫かごに隔離することにした

黒いトノサマバッタ

実は僕がトノサマバッタを捕えているのはインドシナウォータードラゴンの餌として捕獲しているので

捕らえたバッタはドラゴン君の餌になってしまうので(笑)

この黒いトノサマバッタは少しの間観察してみたくなったからである

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トノサマバッタの相変異とは孤独相と群生相そして相転移

図1

混み合うと黒くなるトビバッタよりhttps://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=654

トノサマバッタは環境による色と形と性格の変化をする生き物だ

amazonのカスタマーレビューの引用文を貼らせていただく

高校の生物教員としてバッタの「相変異」の話をするが,教科書通りに「孤独相は集団で飼育すると群生相に変わる」と教える。しかし,本書によれば「まず集団で飼育すると変化が現れ転移相となり,世代を重ねると群生相へと変化する」とのことである。おそらく教科書を執筆する人も知らない内容であろう。
 友人が「庭で真っ黒いトノサマバッタの幼虫を見つけた」と電話してきたときに「群生相だろうね」と答えたが,脱皮したら普通の茶色い個体に戻ったとのことである。これもおそらく転移相の中での出来事であろう。もっと詳しく調べれば,転移相での可逆的な変化などが面白い研究テーマになりそうである。

このブックレビューをわかりやすく言い換えると

「黒いバッタの個体は突然変異の一匹だけの孤独な個体は孤独相ではなく群生相である、普通の色の集団のバッタの中に入れると普通の緑色のバッタ(孤独相)に色が変化する」

そして

この投稿者がなぜ「このバッタは群生相だね」と思ったのか

それは

群生相のバッタは体色が黒らしい

なぜ、、、、、、

群生相のバッタが黒ならば黒いバッタはたくさんいるはずでしょ、、、

(と、僕は思ったのだが、、)

話を進めよう

孤独相とは数が少ないバッタの個体の事ではなく

低い生息密度で生育しているため,孤独相と呼ばれる

つまり広い草原で生まれるので生まれたバッタ同士の人口密度(人工ではなくバッタ密度だが)が多くない

蜜度が濃くない

ということなのだ

※ここで言っている転移相とは普通は相転移と言われていることと同じだと思うがこの投稿者はあえて転移相と言っている

さらに

群生相のバッタは遠くまで飛ぶために

翅(はね)が長くなり

ジャンプするための後ろ足が短くなるらしい

これは距離を飛ぶためにジャンプする脚力はあまり重視しないということ

黒いトノサマバッタ3

さらに

黒いバッタは気性も激しくなるらしい

これは群生相の環境は餌を確保する競争が激しく

餌の取り合いになるために強くなる必要があるからである

そして

黒から緑に色が変わったバッタが世代を重ねると緑になる

すなわちこれが転移相ということである

これは何世代も世代交代すると

要するに日本人と同じだ

人と同じことをやってないと不安で

独自の行動がとれない(笑)

ちょっと違うか?(笑)

ただの日本人の悪い体質に対する皮肉ですヨ

しかし

環境による性格、形、色の変化は

人の性格を見て媚びたり

人の容姿を見て媚びたり

人の顔色を見て態度を変える

そんな日本人とやはり同じだよな

日本人はトノサマバッタ並みってことだよ

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アルビノ説と保護色説

image

混み合うと黒くなるトビバッタよりhttps://katosei.jsbba.or.jp/view_html.php?aid=654

この図のコラゾニンとはアミノ酸の一種で欠乏すると黒色がなくなり

注入すると黒色が強くなるらしい

だからアルビノではないが

アルビノに似た効果があるのではないでしょうか

あくまでも僕の素人考えですが、、、、、、、

アルビノは一言でいうと色素が欠乏した突然変異である

保護色とは一言でいうと周りの色に合わせて色を変化させることである

両者ともに遺伝もあるのだろうか

生物学者ではないのでその辺は定かではないので

詳しく知りたい方は別のサイトを調べればもっと正確なサイトが見つかるでしょう

僕も色々調べてみたが学術的な

亀甲的な(笑)

難しいサイトが多く匙を投げてしまった

僕はそんなことはどうでもいい

ただ

黒いトノサマバッタの存在は

アルビノの可能性もあるし

保護色の可能性もあるのではないか、、、、

ということが分かればいいのだ

アルビノ説は黒いバッタはないかとも思うが

100%無いとは言えないではないか

むしろ周りの景色や生まれた環境が黒かったとか

真っ暗な夜に生まれたとか(これは無いか、、(笑))

環境が左右している可能性が強いかもしれないと思う

先に述べた群生相では無いと思うのだ

もし群生相が黒いバッタを生んだのであれば

黒いバッタが大量に発生していて

すさまじい数のトノサマバッタが出現するはずだし

日本国内でいわゆるバッタの大量発生である蝗害(こうがい)

蝗害 – Wikipedia

は日本では例があまりないらしい

ということは

単体のトノサマバッタの

突然変異(アルビノも含む)

保護色の可能性が高いのではないだろうか

まれに

ピンクのトノサマバッタが見つかった例もあるのだから

しかし真っ黒のバッタはカッコいい

どんな原因で黒いバッタが生まれたか

どんな原因で黒いバッタに変化したか

悪魔の使いか

神の化身か

ロマンがあって僕は好きだ

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