ユニクロはファストファッションではないヴィトンもファストじゃない

目次
デコドルフィンの作品が買える店
デコドルフィンの作品が買える店
ユニクロVSヴィトン

ユニクロだけではない、ファッションにファストは存在しない、マクド(マック)のようなファストフードが語源だが、ファッションにファストという言葉は使うべきではない、全くばかげた言い方だ、前回書いた記事でユニクロに触れた

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ファッションにファストはありえない

もともとユニクロを着ているとユニっ子といわれて馬鹿にされた時代があった、これはユニクロを着ている親が自分の子供にまでユニクロを着させてしまい、さらに学校中にその現象が氾濫してしまったための流行語なのだ

そのころ、マクドナルドで親子で食べるハンバーガーとユニクロで家族で服や小物を購入する姿が世間のトレンドになったことから双方を一緒くたにしてしまったのである

日本人が作った言葉かどうかは知らないがその後世界中にこの現象は広まっていった

日本だけではなくもともと世界中にユニクロの様なブランドは存在している

わかりやすいサイトがあったのでここに紹介しておくので参考にしてほしい

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知恵蔵2015の解説

ファストファッション

流行を採り入れつつ低価格に抑えた衣料品を、大量生産し、短いサイクルで販売するブランドやその業態のこと。安くて早い「ファストフード」になぞらえた造語。世界的不況の下、ファッション業界でも世界的規模で大手グローバルチェーンが寡占し、売り上げを伸ばしている。日本のブランドとしては、ユニクロ、g.u.、しまむら、海外ブランドではGAP(米国)、フォーエバー21(米国)、H&M(スウェーデン)、ZARA(スペイン)などが代表的。アパレルメーカーが直営店で売る製造小売りの販売形態をとることが多く、売り場は常に商品が更新されて新しさと安さをアピールする一方、商品からは短期間で消費者が離れる傾向がある。
日本ではデフレ不況と消費者の節約志向の中で注目を受け、日本経済新聞社が選ぶ2009年上期(1~6月)の日経MJヒット商品番付では、西の横綱に選出された(東の横綱は「インサイト(ホンダ)&プリウス(トヨタ自動車)」)。また、自由国民社の主催で「現代用語の基礎知識」(同社発行)が今年の世相を映した言葉を選ぶ「ユーキャン新語・流行語大賞」においては、09年のトップ10に選出され、09年12月1日に行われた授賞式でファストファッションを着たモデルの益若つばさが受賞した。

(葛西奈津子  フリーランスライター / 2009年)

このように今ではほとんどのブランドが日本にも上陸している

以前は銀座の一等地にユニクロのようなブランドが出展することはありえないことであった

今では百貨店やステーションビルを埋めてもいる

無印良品も例外ではない

これらのブランドは今では欧米の一流ブランドといわれるたぐいのメーカーと同じ売り場構成に入り込んできた

ファッションに格差がなくなった

ルイヴィトン、シャネル、エルメス、、、、、、、、

世界の一流ブランドをここに書き上げたらきりがないが

これらのブランドと上記のファストファッションといわれているブランドは

いったい何が違うのか、、、、、、、、

答えはメーカーの利益率とブランドイメージだけである

ほかに違いはない時代になってしまった

ファストファッションはなぜ安い? という本がある

伊藤和子さんが書いた本でファストファッションとは、、、から始まり

ファッションのトレンドの速さが生んだ安い服の代名詞になってしまった

ある意味今の社会を反映したこれらの服が

いかにして人件費を抑えて生産して

生産国の人々の生活を脅かしている低賃金

過酷な労働条件、それでも暮らせなくて

売春にまで手を染める女性たちにまで視点を広げた本である

国内外の人権NPO法人が中国やカンボジアに潜入視察して作られた本で

不景気が続く日本の現状も比較していかにアジアの人々のくらしを守るか

という内容のものだ

僕が言いたいのはこの本の内容はファストファッションだけのものではないということだ

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ファッションブランドの品格の格差は確かにあるがやってることはみな同じで

ファッション業界だけが持っている特徴がある

不平等な世界の仕組み

これは何もファッション業界だけの話ではない

しかしファッションはほかの業界には無い別の弊害があるのだ

以前書いた記事を参考にしてほしい↓

ファッションと美容と住宅|トヨタになれなかったカネボウ

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数年前に破綻(破綻)したカネボウが歩んだ華麗なる企業遍歴の最初の姿はテキスタイルを日本の繊維産業の花形にしたプリントアートだった、テキスタイ…

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ここで書いたのは、ファッション業界の独特な流通形態である

詳しくは上記の記事に書いてあるので一言で言うと

ファッション業界は売り場と商品を作るメーカーと生産者がそれぞれ独立していて

同系の会社組織になっていないのである

そこでユニクロのようなメーカー出身ではない売り場出身のメーカーが出てきたのだ

ここではもともと売り場である会社が商品を作り上げる

これはマーケッティング的にも有利である

自社商品を自社の売り場で売るわけだから売れ筋の読みができるわけである

これはファッションに限らず

セブンアイホールディングやイオンの戦略でなじみのある

いわゆるPB、プライベートブランドがそうである

売り場が物作りをしているのだ

しかも同種類の商品をメーカーから仕入れるより安く作ることにより

売価を下げることとなりメーカーが困る状態に陥る

だからメーカーはイオンなど売り場と取引をするために

PBの商品の生産を受けて安く提供し始めたわけだ

ここでファッション業界だけが困ることが起きる

たとえば食品メーカーの場合

自社工場で生産している

イオンからPBの商品を受けても自社工場での生産量が増えれば

安く供給できるのだ

ファッションの場合

売り場出身のユニクロも、メーカーもすべてのメーカーが

生産基地は外注になるのだ

ファッションアイテムは自社工場ではまかなえ切れない

複雑な生産内容と生産工程があるからだ

これはPBだがファストファッションや一流ブランドも同じだ

一流ナショナルブランドも同じ

僕が以前取引していたあるデニムの機屋(織物生産)があるのだが

天下のルイヴィトンが日本のデニムの生産技術に目をつけ

日本製のモノグラムジャガードのデニムを生産した

先ほど言ったように天下のルイヴィトンでも

デニムの機屋を自社工場に持つわけにはいかない

仮に織物メーカーを傘下に入れても

その技術までは自社では開発できない

それほど繊維業界は複雑である(色々な意味で)

日本の機屋はルイヴィトンから仕事が入って

もちろん喜んだ

当時は(2000年初頭)の日本のデニム産地は世界中から注目されはじめ

デニムの産地は国内での繊維産業の不況の中で唯一活気がある織物産地であった

その中でもルイヴィトンからのデニムの織物依頼は画期的だったのだ

しかも無地ものではなく

天下のルイヴィトンのモノグラムの柄をデニムで作るわけだから

企画が通れば生産量が半端なロット(生産量)ではない

ことはうまく進みインディゴだけではなくほかのカラー展開もすることになり

企画の幅が広がることで大掛かりな生産量になったのだ

僕はこのころその機屋(はたや)に生産依頼していたのだが

ヴィトンの仕事が入ってからは他社からの依頼の生産がうまく回らない事態になってしまった

しかし、嬉しいはずの機屋もある悩みを抱えた、、、、、

技術や納期などはさすが日本なので問題無い

問題は生産工賃を途方もないほどケチられたということだ

あのルイヴィトンがだ、、、、、、、、

わかりやすく説明しよう、、、、

ヴィトンのジーンズやバッグをそのデニム生地を使い生産した

上代(売値)が10万円以上のデニムのジーンズやバッグである

この画像は当時の実物のロングパンツだ

本体価格:107,000円(税込み112,350円)

ルイヴィトンのデニムジャガードジーンズ

たとえばユニクロならば1000円の上代でもありえる

素材の生地が柄物でも、まあせいぜい4000円ぐらいの上代(売値)が相場かもしれない

リーバイス501で6000円台ぐらいでしょうね

でもここがナショナルブランドのからくりで

腐っても10万円以下の上代設定はしないのである

しかし、生地代はユニクロやリーバイスと大差ない単価を要求してくるのだ

もちろんいろいろな意味で上代は下げられない

ブランドとしての会社としての経費率も違うだろう

いろいろなからくりがあるのだ

しかし、僕がここでいっているのはそんなことではない

世界一二を争うブランドだからこそできることだろう

しかしここで考えなくてはいけないことは

生産者の立場だ

ユニクロから仕事をもらっても

ルイヴィトンから仕事をもらっても

機屋の利益は同じということだ

だからもしユニクロをファストというのであれば

ルイヴィトンだって同じことをやっているのだから

ここに格差はない

ユニクロもルイヴィトンも同じことをやっている

まとめにしよう、、、、、、

以前、中国でトレーナーを生産していたユニクロが

品質の問題で中国のトレーナーの生産をやめて

日本製で再スタートしたことがある

このときユニクロがやったことは、、、、

中国での生産単価と全く同じ生産原価で作るように指示してきたのだ

当時の日本と中国の生活レベルの違い

労働賃金の違いからしてありえないことなのだ

しかし、日本のニット(カットソー)の産地はその仕事を受けてしまった

工場が暇な状態で工場で働く社員をリストラする瀬戸際だったのである

たとえ儲けがなくてもたとえ赤字でも

工場を回すことができれば

せめて社員を減らさずに済むからだ、、、、、、、、

これは、ルイヴィトンのやり方と決して変わらない

この業界はこれからも変わらないだろう

繊維産業に限らず今の社会全体の問題だからだ

ただし話の軸を変えるがこの不平等な今の資本主義の世界は

限界が来ている

そろそろ次の世界が来ることを祈りながら生活していくほかない

ユニクロの黒歴史は売る側ではなく買う側と着こなし提案してる奴

動画は↓

ユニクロ好き必見!黒歴史はあなた自身だオシャレ下手脱出せよ

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