カッコ良く生きるためには最新の金属を知ることも必要なのですね
チタンは優れた金属でいろいろな分野で活躍しておりますがピアスなどのパーツとしてもチタンの持つ特徴は無視できない存在です
今回、オリジナルのピアスを作るにあたってチタンに注目することになりました
ピアスの金具(ピアスフック)にチタンを使い
より安全でより軽くより丈夫なピアスを作るという記事を書きたいと思います
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使用するチタンのワイヤー(針金)
予備知識としてピアスワイヤーの適正について初めに書いておきます
ピアスの針金の太さ
ピアスの金具は細すぎてもダメで太過ぎてもダメ
当然のことながらピアスの穴に通すのでワイヤーの太さはとても大切ですね
日本で通常使われているピアスの金具の太さは
0.6mm~0.8mm程度が使いやすいといわれています
ワイヤー(針金)は通常ゲージで表わすのでGとかgとか表示してある場合がありますが
これはグラムのg(重さ)では無くゲージのGなんですね
22ゲージは22Gと書き約0.64mm
21ゲージは21Gと書き約0.7mm
20ゲージは21Gと書き約0.81mm
このぐらいの太さが日本人のピアスのパーツの適正サイズということです
ちなみにこれは耳用のピアスのことですので
ボディピアスなどは参考にしないでくださいね
軽くて丈夫な方がいい
次に強度と重量ですが
チタンは軽くて丈夫です
ピアスに限らずアクセサリーなどによく使うステンレスと比較してみると
軽さは60%程度の軽さのチタン
小さなパーツですので重さをはかるのはむずかしいですが単純にステンレスの半分の軽さと見てもいいでしょう
次に丈夫さですがステンレスのほうが丈夫であるという巷の話ですが
これは引っ張り強度のことらしく
アクセサリーなどの場合は曲げたりした時にどれくらい強いかのほうが大切ですね
チタンはステンレスより硬さがなく柔らかいということは
曲げには強いということです
確かに何度もくねくね曲げ伸ばしをしても破損しないのはチタンのほうです
結果選んだチタンの太さと品質
腰のある素材ですので開封するとこのようにあばれます(笑)
パッケージのビニール袋とクリップでしっかりと固定しました
軽さの比較もしてみました
同じ太さの同じ長さのステンレスワイヤーと比べて見ると
ほぼ半分の重量のチタンワイヤーでした
さらにシルバー(銀)の40%の軽さです
品質面は99.9%の純チタンでメガネフレームなどのチタンを製造しているチタンと同様のものです
熱伝導率が低く金属の持つヒヤッと感もないです
汗や水、温泉、海水に浸けても変色しませんので、お手入れが楽です
体に優しくとても良い金属くんですね
さてオリジナルのピアスのパーツを作ってみましょう
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通常の形のキドニーを試作する
これが通常のキドニーピアスです
フックの留め金を閉じた状態です
キドニーピアスフックを制作する安全性と使いやすさとオシャレなファッション性を重視してオリジナルの特徴を出す
前回の記事でも書いたのですが留め金があるキドニーピアスフックは機能面で優れている
かつ、見た目も美しい
さてさて、それではオリジナルを作るだけの意味が
これ以上あるのか????
ッてことですね、、、、、!
既製品でいくらでも良質のキドニーピアスフックが販売されていますから、、
そこでまずは市販されているピアスフックを参考に試作してみました
最初はなかなか形がうまく作れずに四苦八苦(笑)!!
はじめからチタンワイヤーを使わずにステンレスのワイヤーで作ってみました
やはり手を動かして行動に移した段階でいろいろとアイデアが浮かぶものですね
如何にオリジナル性のある使いやすいキドニーピアスフックを作るか
ということを考えているうちに思い付いたことがあります
それはモチーフをピアスフックにとり付けた際に角度を変えることができたらいいなという考えです
モチーフによりますが
裏表のあるデザインとか
平べったいモチーフの形とか
実際にピアスを耳にとり付けた際
正面から見た時と横向きに見た時と見た目が変わってきますよね
こんなふうに↓
そこで考えたのが4ウェイピアスフックです
上の画像の正面からでも横からでもどちらでも好きな向きに差し替えができるピアスです
オリジナルの4ウェイキドニーピアスフック
そのためには90度の角度を持たせた二つの溝を作ればいいのです
こんな感じでその日の気ぶんで自由にモチーフの向きを変えることができるから
イメージに合わせたコーディネイトを選ぶことができるのです
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さらに好きなモチーフを入れ替える
角度が違う溝を二つ作ることによって好きな角度にモチーフを差し替えることができます
ということは別のモチーフをプラスしたり
さらには自由に総取り換えしてもいいですね!
こんなオリジナルのキドニーピアスフック付きのピアスを作っております
是非見に来てください
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