トカゲの生餌を探しに多摩川の河川敷を散策中に色々な昆虫に出逢うのです
今日はナガコガネグモの話ですが
ちなみに蜘蛛は
虫であるが
昆虫ではない
らしいですね
超ややこしいのですが
クモは
節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目
昆虫は
節足動物門大顎亜門昆虫綱
どうでもいいのですが(笑)
とにかくナガコガネグモを捕まえて卵を生みました
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多摩川の河川敷
2018年の8月の初めにいつものように多摩川の河川敷に行きバッタを捕獲していました
二ホントカゲやインドシナウォータードラゴンをペットにしているので
生餌としてとあたえるためです
僕は大田区が住まいなので近場(ちかば)に行くときは
多摩川大橋から丸子橋の間が一番多くいきます
キリギリスなどを捕まえる時はもっと上流まで出向かなければなりませんが
この画像は河川敷から土手に向かい撮影したものです
このあたりの草むらで日々バッタ捕りにいそしんでいるわけです(笑)
60歳にもなって、、、、、、、
バッタのいる場所にはバッタを餌にする生き物がよってきます
野鳥もたくさんいますしカマキリもいますし
蜘蛛も良く見かけます
たまたま綺麗なクモがいたのでついつい捕まえてしまいました
子供のころからこのようなお腹がシマシマになっている蜘蛛はよく捕まえていましたので
ついつい子どもに戻って捕まえてしまうのです
僕はジョロウグモだと思いバッタとは一緒にはできないので
虫かごではなくコンビニのビニール袋に入れて2匹のクモを持ち帰りました
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餌食(えじき)はバッタと共食いだ
家に戻り
蜘蛛は小ぶりの虫かごに移しました
すると見る見るうちに糸を張り巡らし
手のほどこしようがない状態です
というか
虫かごに手を入れると蜘蛛の巣が壊れてしまうので、、、、、
そして捕まえてきたバッタの弱っている個体を入れると蜘蛛の巣に引っかかります
このクモは何か周りに気配を感じると体を前後に揺らすようにして
蜘蛛の巣ごと、グラグラ揺れるのです
すごいな~と思ってみているとあっという間にいっきょに複数の糸をはき出し
餌をガンジガラメにくるみ始め食べ始めるのです
とても野性的で素早い行動に驚きです
しかし死にそうであったり死んでいる昆虫で虫かごの下に落ちたものは見向きもしません
これはカマキリも同じような習性でした
そして驚いたのは二匹いた蜘蛛は間もなく一匹になりました
共食いを始めたのです
これもカマキリと同じ、、、すごい、、、
弱い方のクモ?は
いっきに強い方のクモがはき出す糸に包まれて餌食になります
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クモの種類と産卵
僕はこのクモがジョロウグモだとばかり思いこんでいましたので何も調べずにいました
何日かしてある日
飼育ケースの中になんだか丸いものが糸で吊るされているのを見つけました
直径2センチから3センチ程度のもので
与えたバッタをガンジガラメにくるめたのかなと思いましたが
なんかヘンな形のものなので
もしや卵か何かを生んだのか
なんて期待を込めてググってみました
子供のころに見描けたカマキリの卵みたいな感じだったので
これがその画像です
茶色の丸い物体
するとググった結果
ジャジャジャ~ン!!!!!!
ナガコガネグモの卵
ってことは
このクモはナガコガネグモのメスかい
てことになりました
ぼくの勝手な思いこみが
ジョロウグモだと思っていた思いこみが
見事に、、、、
負けました、、、、
この卵はほかのクモのものとは違い
ナガコガネグモの卵の形の特徴です
しかもナガコガネグモとジョロウグモも比べると違いますね
ただのコガネグモというクモもいます
これも微妙に外見が違います
詳しいことはここに参考サイトがあります
ナガコガネグモ
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kumo_nagakogane.htm
コガネグモとジョロウグモ
https://namamono-moratorium.com/kumo-mawakekata-1857
そしてこの卵の名前は
卵のう(らんのう)
という名で中には卵が入っているらしい
そしてこの中で生まれて子供のクモたちがわんさと出てくるらしいのです
その後のメスのナガコガネグモ
その後
卵が吊るされている場所の近くにとどまったまま動かない親のナガコガネグモは
餌が余っているのにもかかわらずに
何も食べなくなりました
ただただひたすら
じっと動かずに同じ場所にとどまり
ただただひたすら
卵のうを見守っています
この卵を生んだナガコガネグモは徐々にやせていきました
一か月ほどたちましたでしょうか
2018年の9月の中頃に飼育ケースの底で息を引き取っている姿を見付けました
子供を生んでから徐々に体はやせ細ってしまいましたが
死ぬまでは巣に貼りついて卵のうを見守っていました
子どもを守る野生の本能に
あらためて敬服します
僕はこのまま子供が孵るまでそっと見守ろうと思います
室内で飼い続けると意外と早く孵るかもしれませんが
またその時に続きを書きたいと思います
動画を作りましたのでよろしかったら是非ご覧になってください
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