なんか最近の日本はごたごたしている
こんな時は世間のことなんてどうでもいいから自分と自分の感性のことをじっくり考えたいものだ
人のことなんかどうでもいいからさ
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ロバート・ヘンライのアート・スピリットについて僕の考え
以下略歴
ヘンライ,ロバート
1865‐1929。アメリカの画家・教師。20世紀初頭、都市のリアルな現実を描くムーブメントを創りだした“ジ・エイト”のメンバーとして活躍。美術学校の教師としての名声も高く、教え子にエドワード・ホッパー、マン・レイなどがいた。1923年、講義や書簡をまとめた『アート・スピリット』を刊行。以後、若き芸術家のバイブルとして、現在も版を重ねている
何のきっかけだったか忘れたがロバート・ヘンライのアート・スピリットを読んだのは2011年10月だ
このころブランドを立ち上げる決心をして色々な本を読んだその中の一冊である
書いてあることがまともなことばかりで強気な内容な感じがすごく気に入って覚えていた
今になっては具体的な内容はあまり覚えていないのだが
この本だけは読みながらいいじゃんって思ったところにサイドラインを引いたのでそこを走り読みして僕の意見を書きたくなった
略歴にあるようにずいぶん前の人だ
彼の学校での講義はそうとう人気があったみたいだ
画学生にとって、勉強とは何かという問いに対して彼はこう言う
生まれもった感受性と子どもの時に授かった素晴らしい想像力を育てることである
そして残念ながらほとんどの場合、人は現実に直面してそんな想像力を捨ててしまう
これは想像したとおりだが
しかし独創性については心配することはない。本人がいくら望んでも独創性を振り払うことはできない独創性は人間につきまとい誰が考えるよりもずっとしつこくその人間の本性を、良きにつけ悪しきにつけさらけ出そうとする
こんなことを言っている、なかなかいいとは思わないかい!!
僕はワクワクするんだけど
あなたはどうですか
本性を出すことがアートの道だといってるんだから、我慢しないで、子どものころに授かったものをそのままもっともっと育てることがいいと言ってくれてるんだから
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子どもの時の独創性を大切にするために
この絵は、キャンバス地に描いた僕の小学校6年生の時に描いたものだ
思い出の一枚である
クラスで一番絵が上手な男の子がいたのだが
その子に”すごいよッ”てほめてもらったからだ
僕ははっきり言って上手だとは思わない
周りの子たちももっと丁寧に頑張って描いた絵がたくさんあったのだ
しかしその誠(まこと)という名の絵の上手い友達は、僕のこの絵を誉めたのだ
うれしかった
僕はとてもうれしかった
これがきっかけで益々絵を描くことに興味を持ったのは確かだ
なぜ誉めてくれたか
聞くまでもない
彼にはこんな出鱈目な絵が描けなかったからだ
だから僕もうれしかったのだ
うまく描けた絵をほめてもらってもうれしくなかっただろう
もっとうまい子はいっぱい、いっぱいいるからだ
だがこの絵はうまかない、決してウマカない、へたくそだ
誠は、、彼は、、、僕のことがうらやましかったのだ
それが僕にはわかったのだ
わかったから僕はうれしかったのだ
彼が誉めてくれたのは僕が描いた絵ではない
彼が誉めたのは
僕の個性、僕の個性を彼は誉めてくれた
だから僕はうれしかった
こんな絵を描くのはせいぜい小学校の低学年までだ
その後は、みんな上手に上手に描こうとするのだ
僕のこの絵は違った、なにも考えずに自由に描いた絵だ
ロバート・ヘンライの言う独創性がここにはあるのだ、そんな絵を大人になっても描くような感受性をこのころからみんな隠そうとするのである
無くしたわけではないのだ
出さないようになってしまうのだ
出したいのに出せない大人の思考になってしまうのだ
本当は出したくってしょうがないその感受性を、、、、、、
出したくてしょうがない独創性を
いくつになっても出しなさい育てなさいそれがアートだとロバート・ヘイランは言っているのだ
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ヘイランの考えは自由だアートは自由であるべきだ
まとめのようなものを描いてまた次回続きを書くことにしよう!!
僕はアートは自分自身の表現だと思う、モノを創るときや絵を描くときにそのものを描くのではなく自分を表現することだと思う。
いかに自分を表現するかでもない
どんな自分が出てくるか、どんな自分を出せるか、それがアートではないだろうか
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アートの学びと哲学について一言
突飛工房デコドルフィンではアートの学びと哲学を投稿しております、一言でアートといいましてもいろいろなとらえ方がありますが、ピカソのように作品はモノをではなく物語を売る、シルバーナ・スペラーティのように技術の前に考え方を学ぶそんなサイトにしてゆきたいと思います
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